2021/12/17 20:21
プリザーブドフラワーを楽しんでいただくための注意点についてまとめました。プリザーブドフラワーは湿度や乾燥、直射日光が苦手です。長く楽しんでいただくために、こちらの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
プリザーブドフラワーの注意点
プリザーブドフラワーは「造花」「枯れない花」とイメージされることが多いですが、プリザーブドフラワーはアーティフィシャルフラワーとは異なり造花ではありません。プリザーブドフラワーには寿命があります。
アーティフィシャルフラワーとの違いはこちらの記事を参考にしてください。
プリザーブドフラワーは、まったく手入れをせずに飾っていると、あっという間に退色・ひび割れ・変形などが生じてしまいます。特殊な加工を施したプリザーブドフラワーは、枯れることがなく水やりの必要もないことが特徴ですが、湿気には弱いため注意が必要です。
高温多湿は日本の夏の大きな特徴ですが、梅雨のジメジメした時期には湿度が80%を超えることもあります。プリザーブドフラワーは、一般的に2~3年は楽しむことができますが、湿気に注意すれば5年以上長持ちさせることも十分に可能です。お風呂・キッチン・トイレなど水回りは湿度が高くなるので、プリザーブドフラワーを置くのは避けた方が良いです。湿度が高い場所に置くと、花びらに染み込ませた着色料が液体化してにじみ出たり、変色を引き起すこともあります。
これまで湿度が高いことに注意と書いてきましたが、湿度が極端に低いこともよくないので気を付けてください。乾燥で花弁にヒビが入ったり、質感がカサカサになることもあります。湿度の低い冬場は、加湿器のある部屋に移動させることもオススメです。また、プリザーブドフラワーは直射日光にも弱いので、窓際ではなく壁や廊下など日の当たらない場所に飾ることをおすすめいたします。
プリザーブドフラワーの保管方法
注意点にも書いたとおり、プリザーブドフラワーは湿気や日光に弱いため、これらを注意することが長持ちさせるポイントになります。最もよい保管方法はケースに入れることです。クリアケースなどに入れておくと、直射日光やエアコンの風も防げますし、ホコリが花に付着する事も防げて一石二鳥です。さらに、衣類用除湿剤や、乾燥剤などを使用することで、湿気から守ることもプリザーブドフラワーを長く楽しむための大きなポイントとなります。ぜひお試しいただければと思います。